四季の詩

自然農や普段の生活を通して感じたことを綴ったブログです。

今年の畑の栽培計画をたてました

今日は休みだったので今年の畑の栽培計画をたてました。

今年は新しく二ヶ所の畑をお借りできる予定なのでその畑も含めると昨年から三倍ほどの作付面積での作業になる。

計画はまだ大雑把だけど必要になる種も発注した。

昨年は足の怪我の回復の状態もあって出遅れてしまったことと夏の暑さに負けてしまって作業も思うように捗らずちゃんとお世話をすることができなかった。

そして何とか出来たかと思った作物も鹿に食べられてしまって結果としてはほとんど収穫できず惨敗の状態で反省点ばかりだった。

(昨春に種まきの手伝いをしてくれた同級生のみなさん収穫できずですみません。m(__)m)

でもわずかに出来た作物は食べてみたらとても美味しくて幸せな気持ちになったから少なからず取り組んでいる自然農への手応えと期待を持てたのは収穫だった。

 

畑の面積から言うと三つの畑で約一反(=約1000㎡)ほどしかないけど今働いている道の駅の圃場が三反ほどある。この畑の作業を週5日しながら残りの2日で自分の畑の作業になるからこのペースであの暑~い夏をバテずに乗り越えられるかが今年ちゃんと出来るかの分かれ目になるかな。

新しくお借りする二つの畑はこれから畝を手作業で立てていく予定にしているからその段階で夏を迎えるまでに息切れする可能性もある。(笑)

でも僕は不耕起栽培(畝を耕さない栽培方法)なので最初にしかっかりしたきれいな畝を立てておきたいので時間がかかっても丁寧にやっておきたい。

新しくお借りする畑は今の畑より日当たりなどの点で条件もよくて一つは水捌けもよいようなので密かに期待している。

有難いご縁で昨年講習会に参加させて頂いた「大地の再生」で学んだ手法も取り入れながら畑の環境を自然の力が生かされるように改善していくのも楽しみの一つになる。

 

今年は約30数種類の野菜を栽培する予定だけどメインになるのはニンジンとエダマメ(大豆)、小豆、そらまめなどの豆類。

特にニンジンは日当たりのよくない畑以外は春と秋に栽培する予定。

ニンジンやゴボウ、いも類などの土の中で育つ根菜類の野菜は土の中の見えないエネルギーをたくさんもらっているように感じていて食物学的に解明されている成分以外にも人の身体にとてもいいものをもたらしてくれるような気がしているので根菜類はできるだけ多く育ててみたいと思っている。

そして豆類、特に大豆は味噌や醤油などの調味料や豆腐などの食品になるし、大豆になるまでのエダマメもとても美味しく栄養も豊富でしかも一粒の種からたくさんの豆(種)が獲れるとても優れものの作物だと思う。

なので大豆も不思議なエネルギーを持っていると思う。

いつか自分の畑で獲れた大豆で味噌や醤油も作ってみたい。

今は頂いた手作りの味噌を使っているけどこれがとても美味しい。

昔はみんな自家製の味噌や醤油を作っていたそうだけど今はこの辺りでも自宅で作る人はそれほど多くないようでとても残念。

大豆を使っていろいろな調味料や食品を作った昔の人の知恵には心底感心する。

 

今年はさっき書いた体力の問題以前に畑で育ってくれる野菜たちや畑の中の自然環境をどれだけよく観察し、声を聞き、声をかけ、寄り添っていけるのか。

人が種や苗を降ろした場所で、厳しい自然環境で頑張って成長してくれるかどうかはそこにかかっていると思う。

 

でもあまり気負わず今、その時僕ができることを心をこめて楽しみながらやっていこう。

自然からの有り難い恵みを手にしてその命を美味しく戴けることを楽しみに。

 

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